虹屋スクエア 弊店2軒隣、駐車場の後の白い蔵屋敷。 ここは、高浜虚子の小説「虹」の舞台。「愛子と柏翆、そして虚子の物語」 愛子亡き後、柏翆が開いた料亭「虹屋」(S24〜S32)のあった場所です。 29年春完成、虹屋跡の四角い広場なので、虹屋スクエアと名付けました。 復元を検討しましたが、虹屋廃業後、鉄工所、食品工場と持ち主を変え、 形を変え、一部古材を残すのみで当時の建物は皆無、復元は不可能でした。 そこで外観は、街並みに合わせ、当時の雰囲気を出す設計にしました。 向かって左は漆喰を塗って蔵風に、 これはこの地の川方にあった森田本家の蔵が立ち並んでいたことへのオマージュ。 向かって右は出格子のある町屋風に、 内部は和洋折衷の大正ロマン&昭和モダン風に設え、 三国箪笥の他、三国焼・紫檀細工など三国に関する作品、煙草元売捌所関連の資料、 出村花街の簪類、俳句や「虹」関係の物を展示するギャラリーにしました。 右手は、観光客の方向けの、ちょっとした私営のポケットパークです。 弊店と永正寺に向けて三国詩歌文学館の謂書を設置し、 出村ギャラリーから、北前船の大錨も移設しました。 令和6年1月コーヒー等の御飲物付きで一般公開はじました。
虹屋スクエア三国町神明2-11-29 :0776-88-0098 |
外観 虹屋スクエアから永正寺を臨む。 蔵造りの虹屋、詩歌文学館の看板 弊店本店の白壁、永正寺の赤瓦が 青空に映えます。 |
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虹屋スクエア・ギャラリー棟 | 詩歌文学館「虚子と柏翆と愛子」 | ||
笏谷石の玄関付近 | バッタリ床几 | ||
北前船大錨 |
内部 大正ロマン、昭和モダンの時代を イメージした内装です。 白壁にアンティーク家具を配置しました。 天井には勿論レトロ硝子の電傘。 玄関と床は赤レンガでアクセントをつけました。 |
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玄関側から見て | 座敷から見て | ||
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古い出村の写真 | アンティークチェアー | ||
田中家法被とライティングビューロー | 西沢富義氏油絵と三国箪笥 |
展示 ギャラリー部は、 出村ギャラリーより移した三国の工芸品と 柏翆、愛子関連のものを中心に展示致しました。 |
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出村花街の簪、煙草関係資料 | 三国焼 | ||
森田愛子展 | 小説「虹」 | ||
柏翆屏風と愛子愛用茶棚 | 三国船箪笥と俳句短冊類 |